ある田舎のおうちを訪問した時のことです。友人と夏休みに訪れました。そこは民宿で蔵がありました。かなり古いおうちを改造して民宿にしていたのです。一宿一飯のお礼として蔵を掃除したのですが、その時に壺に入ったたくさんの古銭を見つけました。民宿の人に聞いてみたところ、特に思い入れもなく、処分に困っていたということだったので、友人と一緒に古銭買取店で買い取ってもらうよう勧めてみました。すると、私たちに店舗まで行ってきてほしいと託されたのです。こうして友人と二人で古銭買取店を訪れることになりました。專門の鑑定士によると全て本物で、それなりの価値があるということでした。すぐに民宿の人に電話をして買い取ってもらっていいのか許可を得ることになりました。手間賃もかねて買い取ってもらったお金は全て私たちで使っていいということになり、買い取ってもらったのは言うまでもありません。価値があるとはいっても、そこは古銭です。現代のお金にするとお小遣い程度にお金にしかなりませんでした。それでも私たちの手間賃としては十分過ぎたと思います。